こんにちは!
清水ヴァイオリン教室(狭山市)の清水英理子です。
7月も半ばだというのに、涼しい日が続きますね。

今日は、音楽の道に進みたいと思っている子供達へ、ちょっとしたアドバイスをお話したいと思います。

今、私の所に来ている生徒さんは、音楽専門の道に進みたいと考えている生徒さんがほとんどですが、趣味の方も、とてもやる気のある生徒さんです。
皆、本当に音楽が好きで、ヴァイオリンが好きです。
聞いてみると、皆、結構な時間練習されています。

生徒さんの中に、当時中学生だった子で、最初は、音楽専門の道に進むことは、あまり考えてはいなかったけれども、段々オーケストラに参加したりして、自分はヴァイオリンを弾くことがとても好きで、まだはっきりは決められないけれども、大学では、音楽を専攻することも選択肢の一つだと思っていると言う生徒さんがいました。

ところが、ヴァイオリンの場合は、受験の1、2年前に急に音楽の道に行くと決めても、それまでの積み重ねがないと、上のレベルを目指すのは、なかなか難しいのも事実です。
又、音楽学校の入試には、ソルフェージュもピアノもあります。
今、日本では、オーケストラのtutti奏者になるにも、すごい倍率ですし、狭き門です。

例えば、女の子の場合は、結婚と言う幸せもありますよね。
でも、音楽専門の道に進むのならば、仕事をして、食べて行けるようになるには、やはり、常に上のレベルを目指すということは、その人の為に大切なのではないかと私は思います。

また、その時に大切になってくるのが練習ですよね。
楽器を弾くと言うことは、練習をコツコツ継続しなければ、瞬く間に弾けなくなってしまいます。
家での練習はすごく大事で、集中して練習することが大切です。
やる気,忍耐、そして根気が必要になってきます。
どのように練習をすればいいのか分からない、という生徒さんには、練習の仕方も指導をするようにしています。

個人練習に加えて、プロのヴァイオリニストや、オーケストラの演奏会を聴きに行ったり、オペラ等も観に行かれると、様々な、生きている音や声、響きに触れられるので、自分の中でイメージする音や音楽の幅が知らないうちに広がります。

プロの演奏家のいい音や、素晴らしい音楽を聴き、ああいう音が出したい!あの人のように上手くなりたい!と思えば、そこから練習は、いやではなくなるのではないでしょうか?

私が子供の頃は、練習がいやだと思ったことは、ありませんでした。
ただ、ひたすらヴァイオリンが好きで上手になりたいと思っていましたので、そのために練習を積むのは、私にとって、当たり前でした。

しかし、小さい頃からヴァイオリン漬けの生活とも少し違い、夏には、八ヶ岳登山に毎年訪れ、家族旅行にも良く行きましたし、コンクール前に修学旅行にも、行きました。
コンクールのプログラムの写真が、私だけ日焼けをして真っ黒な顔で、ドレスが白だったことを、思い出します。

でも、そういう子供時代でも、ヴァイオリンのことを考えると、先生がとても良い指導をしてくださったので、やることは、ちゃんとやっていたと思います。

もし、お子さんが、ヴァイオリンを習っていて、とても好きで弾いているのなら、早いうちから、土台となる基礎をきちんと身につけられるような指導をされる先生につかれることをお勧めします。
趣味だとしても、やはり、ある程度弾けた方が楽しいみたいです。

多感な時期に音楽に触れると、感性もより豊かになります。

しかし、しっかりやることはやりながら、適度に休むことも忘れないでください。
いつも一杯一杯だと、必ずどこかで無理がたたり、体調を崩してしまったりということになりかねません。
たまには遊ぶことも必要です!

ヴァイオリニストになりたい!と言う夢を持ってうちに来る生徒さんには、その夢を叶えるためのお手伝いを。

何だか分からないけれどもヴァイオリンが好き、ヴァイオリンを弾いてみたい生徒さんには、
その子が、自分は、どこで何を目指したいのか、ハッキリ分かった時に、そこを目指すのに困ることのないように、技術的にも音楽的にもその先沢山のことを吸収できるような、柔らかい下地を作っておいてあげられたら、

と思っています。

 

※ちなみに、こちらの記事も参考にしていただけたら幸いです。

お子様がヴァイオリンを習われている方、習わせたい方へ~親御さんの心構えと協力について~

とても努力家の小学生Mちゃんのレッスンの様子

ヴァイオリニストを夢見る小学生Sちゃんの成長ブログ

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