こんにちは!清水ヴァイオリン教室(狭山市)の、清水英理子です。

先日は、所沢市にお住まいの、小学6年生の女の子Eちゃんの体験レッスンでした。
お住まいから清水ヴァイオリン教室まで、車で30分くらいだそうです。

体験レッスンの流れ

最初に、お母様の考え等を聞かせて頂き、私の方針等もお話し、体験レッスン開始!
調弦をするEちゃんの音を、初めて聴いた時、

(良い音を持っているなあ!)

という印象を受けました。

まず始めに、ウォームアップをかねて、スケールを聴かせてもらう事に。

左手の形は悪くないです!
わりと指ひとつひとつも独立しています。

只、シフト(ポジション移動)の時に、弓や左指が浮いてしまうことが気になったので、シフトの練習をすることにしました。
理由は、シフトが上手くいかないと、フレーズが途中で切れてしまうからです。

次に、右手を見てみると?

右手のボーイングも、一見良さそうです。
でも、曲を聴くと、

(もっと右手が自由になるといいなあ!)

と思いました。

弓の、先と元をもっと使えた方が良いと思ったので、まず、元弓、先弓、中弓、そして全弓のロングトーンの練習をするようにアドバイスしました。
又、幾つかのボーイングパターンの練習も、ご紹介しました。
そうすることによって弓のコントロールが出来るようになります。

アドバイスしたことは、
「弓の返しを、指、手首、肘を使ってなめらかにし、腕の重みをのせる。」
「体の使い方」
等々。

これらは、右手すべての奏法の基本となります。

Eちゃん、一生懸命トライ!!

良くなってきました!
毎日続けましょうね。

他にもちゃんと、重音やエチュード等も、勉強されているということ。
なかなか感心です!

ボーイング等、さらに基礎を磨けばもっともっと上達出来ると思います。

音楽的に大切な事

ちょっと気になったのは、他の楽器とのアンサンブルにあまりなれていない様子。
10月に、オーケストラの演奏会に出演するためのオーディションがある、ということなので、ひとまず、その時に弾く曲(ヨハン・シュトラウスの喜歌劇「こうもり」序曲 第一ヴァイオリンのパート)を勉強することに。

オーケストラで演奏するのは初めてだということで、ここは、どの楽器を聴きながら弾いたらいいか、ここは、どういう場面か、指揮者をみるポイントなどを、アドバイスしました。
アンサンブルの要素というのは、ソロを弾く時にもとても重要です!

この日は、続けて一回目のレッスンを受けられました。

基礎練習の意義

さてEちゃん、
次のステップに進む為に、基礎をさらにしっかりすることが必要になってきます。
一般的に、基礎練習というと「退屈なもの」というイメージが皆、あるようですが、そうなのでしょうか?

レッスンをしていて、Eちゃんのせっかくのフィーリングが、上手く弓に乗っていない事が気になりました。更にグレードアップするためには、右手がもっとコントロール出来ないと、更に音楽的なアドバイスをしても難しいかもしれません。
なので、ボーイングをしっかり習得し(弓が体の一部となるように)、右手左手が、ある程度自由になるような基礎練習をすることをお勧めしました。

音楽家になるならないに関わらず、それらを習得できれば、今よりももっと音も良くなりますし、表現の幅が広がり、自分の歌いたい歌が自由にヴァイオリンで奏でられるようになると思います。
又、弾ける曲が増えて、楽しくなるでしょう。

習得した後の、自分の演奏を想像して?

Eちゃんが、モチベーションを高く持ち、基礎練習に取り組めますように!

あ、でも、曲も弾きましょうね!

今回は所沢市からの、小学6年生の女の子Eちゃんの体験レッスン~一回目のレッスンの様子をご紹介しました。

 

清水ヴァイオリン教室(狭山市)

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