お子様がヴァイオリンを習われている方、習わせたい方へ～親御さんの心構えと協力について～ | 清水ヴァイオリン教室（埼玉県狭山市）- 所沢市・入間市・川越市からもどうぞ

こんにちは！清水ヴァイオリン教室（狭山市）の清水英理子です。
毎日寒いですね。
今回は、お子様がバイオリンを習っている方や、習わせたい方へ、親御さんの協力について指導者からのメッセージをお伝えしたいと思います。

ヴァイオリンは、何歳くらいから始めるのがよいのでしょうか？

何歳からでもいいと思いますが、プロになりたい場合は、3歳くらいからリトミック等で楽しんで音楽に親しみ、5、6歳位からヴァイオリンを始められるのががいいと思われます。

お子さんの、家でのヴァイオリンの練習について

お子様のレッスンには、親御さんが付き添われ、先生のアドバイスや、レッスンで親御さんが気がついたことをメモをし、家での練習の際に、見てあげることが、大切になってきます。（ヴァイオリンの場合は特に。）
家での練習を習慣づけることができれば、しめたものですよね。

私は、音楽の事はまったくわからないのだけども、、、と言う方、大丈夫です！
お子さんのレッスンに付き添い、聴いていれば、大体は理解できます。
又、小学5年生くらいになりますと、お子さんの先生から言われることに対する理解度は、（個人差はありますが、）かなりなものになります。
なので、お子様を信じて、苦しめない程度に協力をしてあげて欲しいと思います。
大体中学１、２年生くらいまでは、家で、親御さんと練習をしている場合が多いです。

お子さんが、なかなか練習をしない、という場合、理由も色々とあるかもしれませんが、最終的には、ヴァイオリンが好きなら練習は、すると思います（小学1年生以下のお子さんには当てはまらないかもしれませんが）
ヴァイオリンが好き、と言う度合いがどれくらいか、ということにもなってくるかと思います。
ヴァイオリンが好き、と言う度合いによって、音楽の道に進むのか、それとも、趣味として楽しむのかが決まって来るでしょう。
（経済的な要因というのも、有るかもしれません。）

ヴァイオリンの上達を、後押ししてくれるもの

又、強制はしませんが、ヴァイオリンだけでなく、ソルフェージュやピアノを平行して習われますと、絶対音感が早く身に付きますし、その子の音楽的基盤がしっかりし、感性が鋭くなるでしょう。

音校受験等を、お考えの場合は、聴音（メロディー、ハーモニー）、新曲視唱、学典、副科ピアノの試験があります。
副科ピアノは、それほど厳しくはありませんが、ソルフェージュは、非常に重要視されますので、小さなうちからそれなりの教育を受けることが必要になってきます。

ヴァイオリンと言う楽器は、ソロの曲もありますが、大体が、ピアノ伴奏がつきますので、ピアノだけでも習われますと、その方が、ヴァイオリンも上達しますし、自分でピアノパートを弾いてみたりできるので、曲の理解度も上がります。

趣味の方は、そこまでは必要ないのでは？と、思われるかもしれませんが、趣味の方も、ある程度まで行きますと、やはり、ソルフェージュや、楽典が必要になってくる時が来ます。
このくらいで、、、と言う方は、それで良いですが、成長したい方には、時間、経済的に余裕がある時、または余裕が出来た時期にそれらを習われること、又は自分で勉強する事を、私はお薦めします。

レッスンに対する意識

音楽の道に進む場合も、趣味でヴァイオリンを弾く場合も、レッスンを受けるのであれば、先生は、その時間、生徒に情熱をもって、出来る限りの事をします。
生徒さんも、お金と時間を使ってレッスンを受ける訳ですから、同じことを何回も言われたり、例えば音の間違えを次のレッスンでも同じように間違えたままで弾く、曲のＣＤなどは聴いていない、レッスンに集中していない等の意識の低い状態ですと、先生と生徒、双方にとって、あまり良い状態ではありませんよね？

反対に、レッスンで、アドバイスされたことを、自分の出きる範囲でいいです、頑張って練習して次のレッスンに臨んだら、先生は、もっと良くなるように考えますし、生徒は前進し、次のステップへ進む事ができます。

せっかくやるなら、絶対に後者の方が良いと思いませんか？

先生との話がたのしい！や
忙しくて練習する時間は、本当にないのだけれども、どうしても、ヴァイオリンが弾きたい!
等の場合は、また別の話になってきますが、
上達して、困ることは、有りません！
少しずつでも、進歩するよう心掛けましょう。
先生に注意されたことを、自分で楽譜に書き留める、お母さんがメモしたことを、自分で読んで確認する、などちょっとした意識で、変わります。

子供にとって、親御さんは、絶対的存在です。お子さんをよく観察し、音楽にかぎらないかもしれません、才能を伸ばしてあげてくださいね。
私も、レッスンを受けに来る生徒さんには、出来るだけのことをします。