こんにちは!
清水ヴァイオリン教室の清水英理子です。
先日、一年ぶりに東京文化会館へ演奏会を聴きに行ってきました。

東京春🌸音楽祭
ブラームスの室内楽

Vl. 加藤知子さん、矢部達也さん
Va.川本嘉子さん、横溝耕一さん
Vc.向山佳絵子さん

演奏曲目
ブラームス

弦楽五重奏曲第1番 ヘ長調 op.88

ブラームスらしく重厚な響きの曲。
ブラームス自身「親しみ易く気持ちの良いところ」と友人に語る保養地オーストリアのバート・イシュルへの想いが曲想に表れています。
ヴィオラが二本入りますが、響きを厚くしたり一方で旋律を奏でたりと巧みに扱われています

クラリネット五重奏曲 ロ短調 op.115(ヴィオラ版)

ブラームス晩年の作品。
演奏される機会が少ないけれどもその内容は緻密で、懐かしさと哀愁が一杯に漂う音楽。
初演は、大成功でこの曲の評価はとても高かったそうです。
でもブラームス自身はクラリネット三重奏曲の方がお気に入りだったようですが。)

 

五人の奏者が皆其々本当に素晴らしく中身の濃い音楽をたっぷりと堪能したのですが、もう何よりも感動したのが演奏者達の出す「音」と「歌」。

ブラームスの音楽を雄弁に語り、柔らかく艶があり魅力的で心を打つこのすごい音はどこからどうやって出てくるのかと、その美しい「音」と「歌」に本当に感動!!

美声に心を震わせられました。

やはりヴァイオリン、ヴィオラ、チェロという楽器は良いですね。
聴き手に語りかけてきます。
その中でもやはりヴァイオリンは大好きです。

このような世の中になり、でもライブ配信なども始まりホールに足を運ばなくても演奏会を楽しめるようになりましたが、
やはり生の演奏会は違いますね。
演奏者のぬくもりを感じるというのでしょうか。

やはり演奏は、人間と人間の会話なのですね。

そのことを切実に感じた一晩でした。
音楽会には、やはり出来るかぎり足を運ぼうと思います。
皆さんも今はなかなか難しいかもしれませんが、少し落ち着いたら演奏会ぜひ聴きに行ってくださいね。

いい音楽は心を元気にします!

 

清水ヴァイオリン教室

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