こんにちは!清水ヴァイオリン教室(狭山市)の清水英理子です。

梅雨時のヴァイオリンのペグ(*)は、カクッカクッと回しにくくなり、調弦が大変!
*ペグ:左手で回して調弦をするマッシュルームみたいな糸巻

そこで今日は、調弦をスムーズにするちょっとした方法をご紹介します。

ペグが回りにくい時は、「ペグコンポジション」という「糸巻調整剤(リップスティックみたいな物)」もありますが、実は身近にある物でも、代用できます。
それは、4B又は6Bの芯の太い鉛筆です。

・駒の弦が通る4つの溝
・ペグを差し込む4つの穴
・指板の渦巻き側にあるナットと呼ばれる枕ような場所にある4本の溝

この3か所に、グリグリッと鉛筆の芯の粉を付けて、弦を張ると、ペグも回りやすくなり、駒が動いてしまう予防にもなります。
反対に、ペグが緩んでしまい、回しても巻き戻ってしまう場合には、中に押し込みながらペグを回してみましょう!

また、この時期は、ケースに乾燥剤を入れておくのも、良いでしょう。

今回は、梅雨の時期の調弦をスムーズにするちょっとしたアドバイスを、ご紹介しました。

ぜひ、試してみてくださいね!

 

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