こんにちは。
清水ヴァイオリン教室(埼玉県狭山市)の清水英理子です。

人間、出来なかったことが出来るようになったときは嬉しいですよね。😊

その過程で、私達は様々なことを学び得ます。
ヴァイオリンを弾くことに対して、「楽しむのが一番」と考える人もいるかもしれません。

「楽しむこと」は、とても大切なことですが、せっかく弾くのなら「楽しむだけ」より「上達」もしたほうが、単純に考えると「楽しみ」は増すと思います。🎶

上達をする過程で私たちは、

♪努力することの大切さ
♪忍耐力や根気
♪集中力
♪仲間の素晴らしさや大切さ

などを学びます。
そしてそれらの尊さというのは、計り知れないと思います。
目標を持ちやり遂げることで、自分にとって大きな自信となりますし、人間的にも「成長」できますよね。

そこで今回は、ヴァイオリンが上達するために、そして人間としても成長するために最近思うことなどを、少しご紹介したいと思います。🌱

なかなか出来ないことは、一人でなやまず相談しましょう。

私が学生の時は、「相談する」ということが、自分の引き出しの中にありませんでした。今から思うとなんてバカだったんだろうと思いますが、なかなか出来ないことなど、一人で何とかしなければと悩んでいました。😞
そして、ある時はっと、「相談すればいいじゃん」と気づいたのです。
その後、随分精神的にも楽になりましたし、何かあったら助けてくれる人がいると思うと、心強く感じています。
そして、尊敬している先生方に相談すると、とても為になるアドバイスが返ってきます!✨
一人で悩まず気軽に相談しましょう!
そして、最後の決断は自分で決めたら良いと思います。

上達するためには~言われたことをコツコツ!~

最近思うこと。
それは、先生から言われたことをコツコツ自分で努力できると、それは何よりも強い。
積み重ねたことというのは、本人の力に確実になっていく、ということです。

生徒さんを見ていると、すぐには表れてこなくても、コツコツやっていると、何ヵ月かすると、グッと上達する時がきます。
そのような時は、こちらも非常に嬉しくなります。
頑張っているなぁと。

また、そうすることにより、自分にとって大変なことをやり遂げるための根気と忍耐力も身に付きますし、努力すれば、努力しただけのことは必ず自分に返ってきます。そして、その事は自分にとって大きな自信になります。
努力できなければ、それも結果となって自分に返ってきます。

聞き流したり、毎日やるように言われていることを勝手に途中でやめたりすると、それまでになってしまいます。

以前、生徒さんの中で、中学3年生の時に左手の小指の第二関節が伸びてしまって、ビブラートがうまくかからない子がいました。音高に入り、音大に進み3年くらいたって、その子の小指が綺麗にアーチを描いて押さえられているのを目にしました。
その子に聞くと、クロイツェルの練習曲から、子指を強化できる練習曲を7年間毎日さらったそうです。

とても感心しました。

「どのような練習をすれば良いか」と言うことや、「子指の関節を曲げて押さえられるように」とは事あるごとに言いましたが、特に私が時々その練習曲をチェックしたわけでもなかったのです。
本人のヴァイオリンに対する思いや音楽に対する情熱、表現したいという気持ちがそうさせたのだと思います。

自分次第で成長できる!!

先生というのは、アドバイスや、生徒さんが上達できるよう、バイオリンが楽しく弾けるよう手は尽くしますが、実際に弾くのは生徒さんですし、努力出来るか出来ないかも生徒さんにかかっています。(やる気を起こさせることも、先生の仕事ですが…)

先生がさらっと言ったことをちゃんとやるのとやらないのでは、雲泥の差がつきます。

そういう私も昔はさらっと流してしまっていたり、先生に言われなければ特に続けることをしなかったこともありました。

しかし、今それらを思い出して毎日コツコツさらっていると、やはり違うのです。

先生に言われたことは、真摯に聞くべきだなと。最近すごく思います。

レッスン中に、先生にさらっと「こういう練習をするといいよ」、または、「エチュード○番を毎日さらうといいよ」、等と言われたらぜひやってみてください。そして、毎日、いや、一日置きでも続けてください。

それらは金言です!!
必ずやっててよかったと思う日が来ます!

音楽的なことや、曲や作曲家について深く掘り下げることは、必要なことですよね。それらを生かす為にもぜひ堅実な実力も身につけましょう!

 

いつも受け身にならないこと。

分からないことは、その場で質問出来るとベストです。
なかなか先生に話しかけられなかったら、今はメールというコミュニケーション手段がありますので、そういうものを活用するのも良いかもしれません。

そして、最後に!

 

同じことを何回も言われないようにしましょう!

これは、なかなか難しいことですが、ぜひ気を付けてみてください。
受けられるレッスンの質が、ぐんと上がると思います。
レッスンを受けたり自分で練習するとき、ちょっとした心がけで質が格段に上がります。

目標をもちやり遂げることで、必ずしもヴァイオリンが上手に弾けるようになるだけでなく、人間が生きていく上で必要なことも、たくさん身に付きます。

そして、その過程では、大変なこともあったかもしれませんが、出来なかったことが努力したことにより出来るようになったときは、嬉しい、楽しいと感じますし、ヴァイオリンがもっと好きになるのではないでしょうか?🎻

今回は、上達、成長するために気に留めておくと良いのではないかなと思うことをご紹介しました。

 

清水ヴァイオリン教室(埼玉県狭山市)

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