中学二年生Mちゃんの2023年コンクール挑戦記♫ | 清水ヴァイオリン教室（埼玉県狭山市）- 所沢市・入間市・川越市からもどうぞ

こんにちは！
清水ヴァイオリン教室の清水英理子です。
今日は、当教室にお通いの中学二年生のMちゃんについてのご紹介です。

中2のMちゃん、今年、大阪国際音楽コンクールと日本クラシック音楽コンクールに挑戦しました！

大阪国際音楽コンクールでのMちゃん

大阪国際音楽コンクールの結果は全国大会ファイナルで入選！

良く頑張ったと思います。😊

予選は動画又は音源審査で無事合格し、地区本選では、ヴィエニアフスキーのヴァイオリン協奏曲第2番の第一楽章を演奏しました。

この曲を勉強し始めた頃は、Mちゃん、苦戦していて、なかなかヴィエニアフスキーの言葉が体に入りませんでしたが、レッスンを重ねるうちに本当に成長し、地区本選ではMちゃんの気持ちや歌の聴こえてくるヴィエニアフスキーらしいとてもいい演奏でした。

本人も納得の演奏ができたようで、全国大会進出❗
審査員の方々からの講評も、とても良いものでした。

そして、大阪での全国大会ファイナルの演奏曲は、ヴュータンのヴァイオリン協奏曲第５番から第一楽章。

Mちゃんが大好きな曲で、昔からこの曲を弾きたかったそうです。この曲はMちゃんが弾きたいと熱望していただけに、レッスンでも当初から溌剌ととても良く弾いていました。

「私は飽きっぽいんですけど、この曲は何回聴いても長い期間練習していても全く飽きないんです。」

と言っていました。

残念ながら、私は大阪でのファイナルは聴いてあげられなかったのですが、本番は気持ち良く弾けたみたいで、そのことは、とても立派なことだと思います。👐

それだけに、Mちゃん、結果に少し落胆していましたが、私は結果よりも一回の本番ずつ着実に成長していくMちゃんを見ていて、本当に嬉しく思い、私自身も元気をもらいました。

ひたむきに少しでも上達したいと努力する姿は心を打ちます。

そして、この夏、もう１つ❗
日本クラシック音楽コンクールにも挑戦しました。

日本クラシック音楽コンクールでのMちゃん

予選は、無事通過し、
本選は、2回挑戦しました。

一回目は、Mちゃん自分では良く弾けたと思ったそうですが、結果は、本当に僅差で惜しくも落選。

そして、3週間後に再び挑戦！

少し緊張があり、音楽的に固さが見えたものの、音楽の流れが格段に良くなり引き締まった演奏で、本選合格し、全国大会進出！😂

Mちゃん、本番で弾き終わった直後は、色々と上手く行かなかったと、とても悔しそうな涙を堪えた表情がとても印象的でした。

ですが、この本選では、三週間でまた成長が見られ、Mちゃん自身の納得行く演奏ではなかったかもしれないけれども、とても流れの良い清楚な整った演奏で、点数的にもギリギリの合格ではなく、確実な合格でした。

立派です❗❗

そして全国大会

一人前の出番の方と曲が同じで、私は、精神的な面を心配しましたが、Mちゃん、”私はこの場所で私のベストを尽くす”という決意のつたわってくる演奏で、本選よりさらに良い演奏を聴かせてくれました。
弾き終わった直後のMちゃんの『やり切った！』という表情を見られて私は心から嬉しかったです。
点数もまた上がりました。