こんにちは。清水ヴァイオリン教室(埼玉県狭山市)の清水英理子です。
今回は、左手の各ポジションとポジション移動についてご紹介します

各ポジションについて

バイオリンを弾く上で、各ポジションの位置や、ポジション移動を習得することは、最初の難関です。

第三ポジション(3rd position)までは、さほど難しくはありませんが、第四ポジション(4th position)くらいから、親指の位置や手の形など、押さえておくポイントがいくつか出てきます。
第三(3rd)、第四(4th)、第五(5th)ポジションの違い、特に親指の位置の違いをはっきりと習得することは、とても大切です。

 

第三ポジション (3rd position)

 

第四ポジション(4th position)
第五ポジション (5th position)

そして、ダークホース第二ポジション(2nd position)も、慣れると曲の中で結構使えます。

まず、
1️⃣第一ポジションを収得したら(1st position)
2️⃣第三ポジション (3rd position)
3️⃣第二ポジション (2nd position)
4️⃣第五ポジション (5th position)
5️⃣第四ポジション (4th position)
6️⃣その他のポジション (others…)
という順序で習得しましょう。

まず最初に、各ポジションで音階を練習し、手の形や指の形、親指の位置を覚えます。

この練習はとても大切です。

ポジション移動

ポジション移動はまずは、第一ポジションから第三ポジションの上がり下りを習得すると良いでしょう。
ポジションを移動する時は、手首、指共に脱力をし、最終的にはポルタメント(スライド)が入らないようにしましょう。
そして、肘と親指が先行するようにポジション移動を行います。

一回だけではなく、何回ポジション移動をしても同じ良い音程、そのポジションの手の形、親指の位置に収まるように練習しましょう!

まず、①第一~第三、(1st ↔ 3rd)

その後、
②第一~第二、(1st ↔ 2nd)
③第三~第五、(3rd ↔ 5th)
④第三~第四、(3rd ↔ 4th)
⑤第一~第四、(1st  ↔ 4th)
⑥その他のポジション (others)
という風に練習してみてください。

各ポジションとも、ゆびの付け根はなるべく軽く開いてすべての指の関節はまあるく曲げておき、各線の上に置いておきましょう。
そして、手首が出たりひっこんだりせず、肘から手の甲が一直線になるようにしましょう。

良い例
✖悪い例
手の平が、自分の方を向かないようにしましょう。

第五ポジションより上のポジションでは、手首から上が楽器のボディーの上に被さる感じになります。

 

第五ポジションG線
第七ポジションG線

ポジション移動は、上がる時は皆良く意識が出来ますが、下がる時はおろそかになりがちです。特に親指がしっかり元のポジションに戻るように心がけましょう。

又、親指は、力を抜いて楽器を包み込むかんじで持ちましょう。が入って関節が反り返らないようにしてください。

注意してほしいこと

そして、もうひとつ注意したいのが、左肘の位置です。
第一ポジション内でも、1の指を弾いているときと、4の指を弾いているときは、肘の入れ具合いが違います。
4の指を弾いている時の方が、肘が内側に入ります。(1の指を弾いている時は、肘が入りすぎないように注意してください。)
また、ポジションが高くなるにつれても、(第五ポジション以上)肘は極力内側に入れるようにしましょう。

第五ポジション以上は特に、1の指を押さえる時も4の指が、自然に押さえられるくらいの肘の入れ具合と手の形、指の形になるよう気を付けましょう。
そして、4本の指は各線上にまあるく置いておきましょう!

第五ポジションG線

なめらかなポジション移動をするために、長い筒状のもので、第一ポジションからハイポジションまでポジション移動のイメージで手を添わせてみて、肘の入れ具合などポジション移動のイメージトレーニングをしてみるのも良いでしょう。

ポジション移動に良い練習教本

小野アンナ 音階教本 p.10~p.14
篠崎 新しいヴァイオリン教本3(白い本)No.4~No.32
″                         (改訂版 黄色い本3)第二部
セブシック Op.8

今回はヴァイオリンを弾く上で必要な、左手の各ポジションと、ポジション移動についてご紹介しました。

清水ヴァイオリン教室

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